最適化の功罪

楽をすれば楽を手放せなくなる。良薬は口に苦し、美味しいお菓子は身体に悪いのである。分不相応な地位で甘い蜜を吸う蛙は、現在井の中、将来胃の中。最適化は思考時間と精神の安定の引き換えに思考停止をしているだけなのである。

Win-Win を保つ

信頼は人柄、安心は金銭で勝ち取るものといえるが、すべての関係性は Win-Win でできていることを忘れてはならない。 良くしてくれてるなと思うのは、その相手にとってなにかメリットがあるからであり、そのメリットが失われれ …

塩梅

調子の良いときほど体調に気を遣い、悪いときほど自分との対話を行い日記をしっかり書く。 休むときはしっかりと休み、働くときは没頭する。 気をつけることと、気をつけないことの境界線を一様に言語化するのは難しい。 これらを意識 …

感性と倫理

美しい感性は一般的な感性の先にあり「常識人しか持ち得ない感性と常識外を往復する思考によって、常識を俯瞰することで成立」する。 一般的な感性を持たざるものが一般的な人に美しいと思われるプロダクトを生み出すことは第三者の視点 …

音楽は楽譜通りにするものではない

コンサルティングはフレームワーク通りにするものではない。いつだって、どんなときでも柔軟性と表現力を持たなければ、人の心は動かない。

夕暮れの老人

「明け方の若者たち」を読んだきっかけは、カツセマサヒコさんのラジオである NIGHT DIVER を聞いて魅力的な人に思えたから。読後感はすっきりの青春小説で、最後まで一気に読み進められた。 読んでからずっと気になってい …

クロノスタシスがなくても

無欲だった頃の僕の財布はお金が溜まっていく一方で、特に何かに満たされた生活をしているわけでもなく、ただひたすらに現実と乖離した未来を想い描くだけで満足していた。 それが一変したのは大学生になってから。等身大の自分を受け入 …