節約、特に水不足や電力不足、食料不足といった問題に直面したとき、どのような行動を取るか。
ある程度金銭的に余裕がある人であれば、
- いままでの習慣を崩すのが面倒(他の大勢がいるなか、自分だけが一生懸命節約したとて、ほとんど変わらない。実際に供給不足になったときに対策をすればいいだけという感情)
- お金を払えばいいだけ
といった感情が生まれ、現状では節約を行わない人もいるだろう。
気持ちはわかる。
最近になってようやく自分の中でなぜ節約をしているのかということが、明文化できるようになったので、書いていこうと思う。
具体的には下記のようなメリットがあるためである。
- 普段から節約し習慣化することで、常時供給の不足となる事態になった場合に精神的・肉体的な耐性を得ることができる(危機に直面した際にストレスを受けにくくなる)
- お金を払うのが少なくなる
私個人の考え方では、自己研鑽および持続可能化のためであり、(1)(2)の順番が大切で、逆になってしまうと倹約家的な志向になってしまう。
もちろん節約のしすぎで健康を害することはいけないが、充分に健康に配慮できるレベルで節約することは、上記のようなメリットがある。
節約することは、この限りなく上限がある世界の「足るを知る」一歩なのかもしれない。
本当のお金持ちは倹約家であることが多いというが、それは倹約することによってお金が貯まるという意味ではなく、そういうマインドを持つことがビジネスによい影響を与えるからだという気がしてならない。