被リンクは人間世界でいう友達の和。
本来(Google)はその人自身をみることが大事だが、なかなか現実的にその人自身の心を推し量ることができない。
だからある程度友達の和も見て、判断せざるおえないから、被リンクの(適切な)獲得はいまだに、そして今後も大事である。
2021/05/14 追記
AIで判断できない(人間の判断もなかなか難しい)事象だから被リンクを重視するような思想だと思っていたのだが、どうやらそれ以外にもありそうで、
そもそもWebは論文検索のために生まれたものであり、学術論文が引用数に基づいて評価される点に着想を得た被リンク(バックリンク)を順位決定のファクターにしたものが検索エンジンの誕生だという歴史的経緯にも考慮する必要がある。
またAIを使って頑張るよりも被リンクを含めたメタデータを使って確実に設定するほうがコンピューターリソースを使わない(=人間にとってもわかりやすい)ため、AIが分析する以上は有利だといえる。
ちなみに現在は、スパムや有料リンク(お金を払ってリンクを貼ってもらうこと)は順位を下げられるのではなく、そのリンクを無効化するような施策をとっているらしい。
2021/11/17 追記
リンクジュースという用語を知った。
リンクジュースとはGoogleにおいて、あるページから別のページへリンクが張られる場合に引き渡される評価のことである。
Googleは「高品質なサイトからリンクを貼られているサイトは同様に高品質なサイトである可能性が高い」という考え方があり、高品質なサイトからの被リンクを持っているサイトを高く評価するように設定されている。
このように被リンク元サイトの品質がリンク先のページの評価に影響することを飲料に例えてリンクジュースと呼ばれている。