幼い頃、兄の肩越しに見ていた小さいテレビからは、当時からどことなく懐かしいメロディが流れていた。
デフォルメされたキャラクターは、近くで見るとやけにリアルで生きているみたいで、プレイはしたことがなかったものの、見るだけでも、あるいはその音を聞くだけでも楽しかった。

今あのメロディを聞くと、なぜか自然と泣けてくる。
まるで時の引き金のように、いつでもあのときの情景が蘇る。

強くてニューゲームなんて、現実にはあるのかな?