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「ノンデザイナーズ・デザインブック」を購入したのは約10年前で、デザイン学部出身の私としては、デザインを学ぶというよりはデザインを復習するという目的で読みはじめた。

今になって考えると、大学・大学院でデザインを学んだ6年間ではデザイナーとしての土台となったが、「ノンデザ」ではデザインの基礎をつくることができた、という印象がある。

土台は建築と基礎をつなぐもの、基礎は建築と地盤を固定するものである。

つまり、建築という作品をつくるデザイナーにとって、デザイン理論は基礎知識であり、それをどのように活かしていくかというプロセスを学んだのが学校であった。

もちろん学校での授業やほかにもデザインの基礎を作ってくれる本はあったけど、最も基礎的なデザイン理論が体系的にまとまった本であり、一番はじめに立ち返ることができる本だと思う。

25周年、おめでとうございます。

#ノンデザ25周年

カテゴリー: Poem