ページネーションのUIにある前後のリンクがもたらす影響について、
僕自信が実装者ということもあって、実装とスタイリングのめんどくささとデザインがどうしても左右非対称な感じになることが多く、存在自体にやや否定的な印象があった。

自分で優位性を見出そうとしても、ページ番号よりはテキスト量が大きくなりやすい分、リンクの範囲が広がるから、ユーザビリティが向上するくらいしか見つからなかった。

ただ、それにはページ番号のリンクが小さいという潜在的な問題点があり、ページ番号のリンクを押しやすくすれば問題解消となるため、本質的ではない。

この議題について社内で聞いてみたところ、腑に落ちる意見があったため、メモとして残しておく。

社内の意見としてはこうだ。

ページ番号だけのUIの場合、WebサイトのUIに慣れていないユーザーは何の番号かわからないから、そのラベルとしての意味がメインとしての機能であり、副次的にページリンクとしての機能を持たせているのではないか

たしかに。
ページネーションに補足のテキストを持たせるのはデザインとして冗長になると予想できるが、それをボタンにすることでビジュアルデザインにスマートさを持たせているのだなと。

なるほど、他者の意見はやはり自分の思いもよらない解答を得ることができる。とても有意義に感じた雑談であった。