昨年末から寄生サイトがよくないということがTwitterやブログで騒がれているが、なぜなのかを整理してみる。

寄生サイトとは

ドメインパワーのある大手サイトのWeb領域を借りて、アフィリエイトサイトなどまったく関係ないコンテンツを設置すること。
クローラーはサブドメインは別サイトとして認識するが、サブディレクトリは同様のサイトだと認識するため、寄生サイトはサブディレクトリに設置される。
サイト運営者はアフィリエイト報酬の一部を受け取るような条件提示をされる。

SEOの観点でのリスク

あたりまえだが、Google は寄生サイト(というかサイトと関係のないコンテンツ)を推奨していない。
そのため、寄生サイトによってサイト単位での評価を落とす可能性がある。

そのあたりは、下記を参照してほしい。

https://webweb.hatenablog.com/blog/seo/para-site
https://webtan.impress.co.jp/e/2022/01/07/42162

ブランディングの観点でのリスク

アフィリエイトにマイナスイメージを持つ人間もいるから、コーポレートサイトの場合、寄生サイトを行うことで、そのブランドを落としかねない。

セキュリティの観点でのリスク

単純に寄生サイトのコンテンツに脆弱性があれば、そのWebサイト全体への攻撃が可能となるため、セキュリティリスクが伴う。