このようなことは何回もこすられていることだと思うが、かっこいいやおいしいという観念は、個人にとっては絶対的な価値観であるが、相対的な観念である。
考え方の過程や思考の中身、どのような点が他と違うかというところを明確に説明できないと、その相対的な観念を伝えることは出来ないと同時に、変えられないこと(顔の造形や身体的特徴など)も理解して、なりたいものではなく、対象を理解しそれに似合ったものを選択していくほうが、相対的な結果を求める場合はうまくいく。
ファッションなんかは如実にその傾向がある。
誰かになりたいと思っても、全く違う種類の人だとどう頑張ってもちぐはぐになる。
簡単に対象を変える方法(整形や法に背く行為)に手を出してしまうと、相対的な価値を変えていくことに対して、壁ができてしまう。
だからこそ、すぐに対象を変えてしまうよりも相対的な価値観を上げるアプローチをがんばってみてほしい。
それは自分の理解だけでなく、他人の理解にもつながるはずだから。