Google検索エンジンが理解しやすくなり、それぞれのメディアが検索に最適化されるため。
動画ページはYoutubeなどのサードパーティー製のものの埋め込みでもよいそう。
構造化データなどもあるため、利用するとなおよい。

また画像サイトマップ、および動画サイトマップという通常のサイトマップを拡張したサイトマップを使用することができるため、専用ページをサイトマップに列挙するとよりよく検索エンジンに認識される。

画像においては、Googleは画像検索のため、画像にメタデータを埋め込むことを推奨している。

Google では、画像の著作権情報の管理のため、IPTC メタデータ形式をサポートしています。

メタデータは画像内に直接埋め込むか、別のファイル(sidecar ファイル)に追加できます。メタデータが失われないようにするため、Google ではメタデータを画像内に埋め込むことをおすすめしています。

なるべく IPTC フィールドの creatorcredit linecopyright notice を指定して、適切な属性を提供するようにしてください。

https://developers.google.com/search/docs/advanced/appearance/image-rights-metadata?hl=ja

参考:https://www.suzukikenichi.com/blog/dedicated-landing-page-is-helpful-to-google-image-search/
参考:https://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/video#indexed
参考:https://developers.google.com/search/docs/advanced/appearance/image-rights-metadata?hl=ja
参考:https://developers.google.com/search/docs/advanced/sitemaps/image-sitemaps?hl=ja
参考:https://developers.google.com/search/docs/advanced/sitemaps/video-sitemaps?hl=ja

ちょっと調べてみると、sharp.jsで画像処理するときにmetadata内にiptc(バッファデータ)がある

なので、任意のiptcデータをバッファに変換して付与できるようにすれば一括でiptcデータの付与が可能になるから、いずれそのスクリプトをこの記事に書く予定。

https://sharp.pixelplumbing.com/api-output#withmetadata

画像は画質劣化がなければ軽ければ軽いほどいいと思っていたけど、検索エンジンはメタデータも見るから、一概にはそう言えないんだなと思った。
Bingの画像検索でまだ英語限定らしいが、画像からテキストを抽出できるらしいし、画像のメタデータの解析、および画像の中のテキストにも気を配らねばならない時代になった。

また画像はjsで遅延ロードをさせている場合は、クロールされない可能性がある。
そのため、loading=”lazy”やdecoding=”async”など新しい技術を駆使したほうがクローラーにはよい。

2022/02/10:追記

画像の向きはブラウザによってはExifデータのorientation属性の値を見て判断する場合もあるらしい。
だからあるブラウザでは縦に見えている画像が、別のブラウザでは横に見える場合もある。
Exifデータを破棄しない場合、意図せず画像が回転してしまうときもあるため、CSSのimage-orientationプロパティを使用して強制するといい。

https://caniuse.com/?search=image-orientation

2022/04/10 追記

alt属性値を適切につけることは画像検索のみに効果があるとのこと(その画像が装飾のみを効果とするのであれば)

https://www.suzukikenichi.com/blog/google-uses-alt-text-only-for-image-search-but-doesnt-use-for-web-search/

ただalt属性はアクセシビリティに重要な要素であり、ひいてはWebコンテンツの品質にも関わることから、なるべくつけたほうがいいのではと個人的には思っている。