普段何気につかっていたけど、node関連でいろいろ設定したので、備忘録に。
homebrewはrubyで書かれている。
初心者向けには書いていない。

homebrewの用語

homebrewとは自家醸造の意味で、「ユーザーが自らパッケージをビルドして使用する」ことのメタファーで「ビールを自家醸造して飲む」ことを意味している。
そのため、下記のような独特の用語を使用している。

brew(コマンド名:ビールを醸造する):
makeすること。

formula(調理法・手順):
ビルド方法。ひいては手順が書かれたスクリプト、パッケージそのものを指す。

keg(樽):
makeで使用する材料。

celler(貯蔵庫):
インストール先(/usr/local/Celler/)のこと。
インストールしたパッケージの実体は /usr/local/Cellar/ にあり、/usr/local/bin/ や /usr/local/lib/ にシンボリックリンクが作られる。

formula(手順)にそって、パッケージをbrew(ビルド)してcellerに保存するといった感じ。

homebrewのインストール

https://brew.sh/index_ja に記述されているコマンドでインストールする。

homebrew-caskとは

macOSのGUIアプリ(各種ブラウザとか)をコマンドでインストールできるようにするツール。
以下、例。

$ brew cask install google-chrome
// もしcaskコマンドが使えない場合は下記を実行
$ brew install caskroom/cask/brew-cask

その他よく使うコマンド集

// 古いバージョンのパッケージのキャッシュを削除
// homebrew
$ brew cleanup
// homebrew-cask
$ brew cask cleanup --outdated

// インストールの問題をチェック
$ brew doctor

// デッドリンクになっているパッケージ削除
$ brew prune

// アップデート
$ brew update
// パッケージ含めてアップデート
$ brew upgrade

// パッケージをアンインストール
$ brew uninstall パッケージ名

// どうしてもアンインストールできない場合の対処法
$ brew unlink パッケージ名
// パッケージ名を調べる
$ ls /usr/local/Cellar/
$ rm -drf /usr/local/Cellar/パッケージ名
$ brew cleanup