アイデアとは既存の要素の組み合わせ以外のなにものでもない

このことを証明していく書籍である。
つまり、新しいアイデアは物事の関連性を見つけていくという作業であり、広告のアイデアは製品と消費者に関する専門知識(本書では特殊知識と呼称している)と人生とこの世の中のさまざまな出来事についての一般知識の組み合わせであると説明されている。

だから専門知識と一般知識の解釈の仕方もアイデアを発揮するための大きな要因である。
資料を集めたり、日常での体験を知識として蓄えるスキルも必要。
そしてそのアイデアを世の中に発信することもスキルである。

別の書籍からの引用だが

「すべての創造は模倣から出発する。そして創造が真の意味の創造であるためには、その創造のための模倣が、創造的模倣でなければならない。もっと簡単に説明すれば、芸術家の盗み方に創造の秘訣、あるいは独創性が隠されているのである。」

池田満寿夫『模倣と創造 : 偏見のなかの日本現代美術』

ということば通り、模倣する過程や考え方そのものに独自性が含まれていると考えると、「あいつパクってるだけなのに。。」みたいに感じる Youtuber にも尊敬の念が持てる。

パクリすぎると倫理観がなくなるが、パクることで前人の知識を得ることができ、またそれに自分なりのプラスアルファや独自性があれば、自分のコンテンツになる世の中である。