dig(domain information groper)

ドメイン名に紐づくIPアドレスを調べたいとき、あるいはIPアドレスに紐づくドメインを調べたい時に使用する。
また下記のように指定すると、再帰問い合わせを辿ることができる。

dig isaxxx.com +trace

MXレコードを辿る際は、下記のコードを使用する。

dig isaxxx.com mx +short

下記のような応答が帰ってきた場合、先頭の数字はメール受信サーバーが複数台ある場合の優先度(プリファレンス)を示している(つまり下記の例だと複数台で負荷分散していることがわかる)。

5 alt1.aspmx.l.google.com.
10 alt4.aspmx.l.google.com.
5 alt2.aspmx.l.google.com.
10 alt3.aspmx.l.google.com.
1 aspmx.l.google.com.

上記のAレコードを引くことで、メール受信サーバーのIPアドレスまでたどり着くことができる。

dig alt3.aspmx.l.google.com a +short

ちなみにサーバーにMXレコードがない場合は、Aレコードで指定しているサーバー宛にメールを送ろうとする。
これを阻止する場合はNull MX(プリファレンスを0、メールサーバー名を「.」)を設定する。

ネームサーバーを確認する場合は下記のようにする。
サブドメインを作りたい場合などに利用する。

dig isaxxx.com ns +short

SPF・TXTレコードを確認する場合は下記。
メールが迷惑メールに入る時に確認として使用することがある。

dig isaxxx.com txt +short

whois

ドメインの持ち主を調べる。

whois isaxxx.com

ping

Webサイトが表示されないなどの障害が起きた際に、上記のdigやwhoisなど(LAN内の場合はtracerouteとか)を使用して目的のサーバーまでの情報を得て、ping送信を行うことでどの段階で障害が発生しているのかを特定できる。
pingを使用してホストが見つからなかったか、応答が見つからなかったか、などのメッセージを確認して状況を判断する。

ping (目的のサーバー)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA