批評をする側に倫理観があり、批評を受ける側が人徳を積んでいれば、批評の意図に攻撃性はない。

どうしても批評を攻撃として受け取ってしまう人は、言葉通りに受け取ったり、あるいは自分を攻撃しているように解釈を曲げてしまう。

批評を望む人は、相手を選ぶ権利がある場合、少なくとも相手の倫理観はそれなりに見抜いているはずだし、相手との関係性も悪くはないはずだ。

逆に言えば、批評を望まない人は、相手のことをよく知らなかったり、信頼関係にも自信がないといった理由があるかもしれない。

また批評されることで、なにか行動を起こさなければいけないというバイアスもあるだろう。

あるいは、批評が上から目線に感じ(批評自体に上下関係は生まれないにもかかわらず、それを理解せず、自分よりも高尚なことを言っているという誤解から生じた)、劣等感を感じた過去の経験もあるのかもしれない。

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