「googleレンズで画像を検索」はChromeで右クリックすると出るようになった機能であり、これを使って画像の文字を抽出したり、類似する画像を検索することができるようになった。
この機能を利用して、どのようにWeb制作に利用できるかを考えてみた。
文字抽出の機能で利用できそうなこと
まず、以下の記事にもあるが、Googleはaltは画像検索のみに利用している。
https://isaxxx.com/archives/7442/
画像から文字を抽出する機能がクローラーにも利用されてその文字がページの評価につながるといった記事が私が調べた限りは簡単にでてこなかった。
ただ技術的に可能となっていることから、今後ページの評価に繋がる可能性があることになる。
そのため、作成した画像がこの機能で文字として認識されていない場合は、認識できるようにしたほうが今後のために良いかと思われる。
作成する画像の文字の(機械的な意味での)視認性などのチェックに利用するとよさそうだ。
類似する画像を検索する機能
これを使用することっで、パクリ画像かどうかを簡単に見分けることができそうだ。
例えば採用時にいただくポートフォリオサイトなどで、その画像が素材からどれだけ加工されているか(ただしAdobe Stockなど認証システムがある素材サイトの場合はもちろん出てこないが)や参考にしすぎなイメージがないかなどを見分けることに利用できそうだ。
この機能を適当に使ってみたが、画像の色の違いなどはもちろん反転した画像についても類似の画像として出現するため、とても便利である。
2023/01/11追記
Webページを表示し、右クリックで「Googleで画像を検索」を押すと、ページからそのまま画像検索ができるようになった。もちろんその中の画像文字も取得可能。