正義は人それぞれ。
その人の観察下においては絶対的な正義が形成されるが、世界全体から見るとそれは相対的な正義であって絶対的なものは世界全体という誰もが到達し得ない第三者視点の尺度である。

いくら言っても耳を貸さない人は、単に矛盾を認めたくないからなのではない。
矛盾という正義が成立しており、その矛盾を含めて絶対的な正義が確立されているのだ。

だからこそ、その外に出るためには、自分のメタ認知を疑い、人の話に耳を傾け、ときには受け入れることを恐れないことが正義を知る第一歩である。