下記の3種類の色を基本にして、他の色はなるべく使わないようにする。

  • ベースカラー:主に文字に使用する基本的な色(全体の50%~70%程度)
  • メインカラー:見出しや強調させたい箇所に使用(全体の20%〜30%程度)
  • アクセントカラー:特に強調させたい箇所に使用(全体の5%以下)

他の色は、テキスト強調などで黄色は赤色を使用することがあると思うが、それ以外に使用する場合は、メインカラーのトーンを使用するといい。

具体的にはメインカラーと白のグラデーション上にある色(同系色)を使用すると、比較的簡単にまとまる。

複数の色相を組み合わせる場合は、同じトーン(色相が違うが、同じ彩度と明度の色)を使用するといい。

具体的な方法

まず色を加える前に、グレースケール(写真でさえも一旦グレーにするとより効果的)でデザインを行う。
これにより複雑な要素が簡素化され、要素の配置やレイアウトに集中できるとともに、どの色が効果的かを判断が容易になる。
またレスポンシブの場合、スマホ画面からデザインするのも良い。
そうすることで、重要な要素が明確になる。
つまり、シンプルなデザインから着手した方が、思考的にもビジュアル的にも乱雑にならず、より本質にフォーカスできる。

グレースケールでデザインを行い、その後色を加える場合は、まずは一色から配色する。
そうすることで、グレースケール+メインカラーという鉄板の配色が勝手に出来上がる。
よりカラフルにする場合は、上述のベース・メイン・アクセントカラーを使用する。