日常生活で目にするポスターが人によって感じ方が違うように、その事象をどう捉えるかで、センスの伸びが大きく変わる。
ただ作業をしているだけなのと、思考を停止せず掘り下げて作業を考えているか。他人から見ると変わりがないように思えるが、当人にとっては全然違う。
成功体験が人間を大きく変えるが、センスもまさにそれで知識を経験として昇華することで、センスがどんどん向上する。
だからセンスがいいという言葉で片付けずに、努力の結果だと受け取って欲しいし、センスがある人は過去の行動に自信をもっていてほしい。
ただ、センスは枯渇する。
インプット・アウトプットが急速に現象するとセンスは必ず低下していく。
いまクリエイティブであっても、同じ作業が続く場合は次第に慣れが生じる。
その結果、いまの作業がクリエイティブではなくなり、インプット・アウトプットがなくなっていく。
だから同じ作業でも創意工夫を持って様々な側面から捉えることでクリエイティブになるし、別の場所に移動するのもいい。
現状をどんどん変化させないと、自分のセンスもどんどん枯れていく。
現状維持は悪である。